ライブキッチンで調理の腕をふるって
お客様をおもてなし
小松さんの仕事は、朝食・夕食会場の、ライブキッチンでの調理です。大江戸温泉物語の大きな魅力となっているグルメバイキング。中でも、ライブキッチンは、できたてアツアツの料理を提供するだけでなく、料理人のパフォーマンスもお客様に楽しんでいただく場所です。
小松さんは、心に「お客様第一精神」を掲げ、料理の腕をふるうことで、お客様に「調理を見る楽しさ」と「おいしい料理」を提供しています。
小松さんの人懐っこい性格も接客にフィットしているからか、リピーターのお客様から「ありがとう、また来たよ」と声を掛けられたとか。小松さんにとって本当に嬉しく、これまでで一番心に残る言葉だったそうです。
別府清風勤務のきっかけは
派遣での仕事
小松さんは、元々別府清風には昨年秋より派遣という形で働いていました。彼女の仕事ぶりを見ていた支配人は、正社員にしたいと猛プッシュしたそうです。このような経緯で、2022年2月に小松さんは、晴れて正社員として採用されました。
元々支配人は、チャレンジド採用に積極的ではなかったそうです。しかし、小松さんと出会い、その考え方は一変しました。支配人は、心境の変化を以下のように語ります。
「恥ずかしながら、小松さんと一緒に仕事をするまで、障害者をひとくくりにして『健常者より業務の水準が低い、対応に手間が掛かってしまう』などと思っていました。もし、(他の支配人の方々で)私と同じような間違った認識を持った方がおられたとしたら、会社にとっても館にとっても、チャンスロスを起こしていることをお伝えしたいです。」
小松さんの働きぶりが、支配人の認識を変える大きなきっかけとなったことが分かる、正直な言葉です。
また、チャレンジド採用の社員にも働きやすい環境を用意するため、施設では、「特別扱いをしない」や「固定観念で限界を設けない」「日々の声掛け」を心がけているそうです。
小松さんイチオシの観光スポットは
「ラクテンチ」
別府清風にいらっしゃるお客様へおすすめの周辺観光スポットをお聞きしたところ、小松さんは遊園地「ラクテンチ」をピックアップ。1929年(昭和4年)創業で、九州最古の遊園地です。
小松さんいわく、昭和感丸出しなところがたまらないのだとか。小さなお子様から大人まで楽しめるので、ぜひお時間があれば、昭和レトロな雰囲気を味わいに立ち寄ってみてくださいね。
人懐こい反面、
努力家でへこたれない部分も
小松さんはとても人懐こく、接客では大きな武器となっています。その一方で、努力家でへこたれない部分もあり、お客様に笑顔になってもらえるよう、日々仕事に集中しています。
今日も、ライブキッチンでおいしい料理を提供する小松さんは、別府清風のレストランで皆様をお待ちしています。
別府温泉の名湯とともに、九州の海の幸・山の幸を思う存分味わえるグルメバイキングをお楽しみください。